お部屋にピッタリのサイズでベッドをDIYしたいと思ったことはありませんか?
しかし、“ベッドフレーム DIY”などで検索して調べてみると、意外と難しそうだったり、大きい材料を使うため失敗できないなと慎重になってしまったり・・・。
結局なかなか手が出せずにいるという方も多いのではないでしょうか?
そんな方がこれなら作れそうと思えるのが、すのこを使ってベッドフレームを作る”すのこベッド”
今回はネット上での”すのこベッドの作り方”を参考にして、ずぼらな方でも簡単に作ることができるベッドフレームを作ってみました。
今回作るベッドフレームのポイントはこちら↓
・とにかく安く済ませる為に、不要になったボックスを使用
・運ぶときに困らないよう、セパレート式にする
・同じく運ぶときに困らないよう、重くならないように作る
以下より作り方をご紹介していきます。
※画像には商品リンクが含まれています。
材料
1×4材
12ft(=3650mm)の1×4材・・・5本
6ft(=1820mm)の1×4材・・・1本
1インチ×4インチのサイズの木材のことで、ワンバイフォーと呼びます。ホームセンターなどにいくと6ft(=1820mm)の長さで約250円程度で購入できるので、DIYにオススメの木材です。今回はこちらの1×4材の12ftをメインに使っていきます。
2×3材
12ftの2×3材・・・2本
すのこを作るときに1×4材に対して垂直に打ち付ける為に使います。
既製品のすのこは使わず、1×4材と角材ですのこを作りますので、すのこではなく運搬用パレットのように無骨なフレームにしたいときは上記2つの木材の種類を調整してみてください。このページでは軽いものを作りたいので1×4材とこちらの角材で進めていきます。
ボックス
ベッドフレームの足場となる部分です。私は不要になった木製のボックスを使っていきます。お家にある3連のカラーボックスなどで代用できます。ロースタイルのベッドフレームがいいという方はなくても可。ここの高さによってベッド下の収納スペースを確保することができるので、完成系をどんな感じにしたいか前もって考えて進めていきましょう。
木ネジ
ネジの長さの目安は板の厚さの2倍以上、3倍以内で選びましょう。
以下のサイトにネジの正しい選び方が掲載されています。
油性ニス
木材の木目を残して味のある染色ができるオイルステイン。使用したのはこちら。
結束バンド
木材同士を繋げるので長めのがいいです。
今回は100均の結束バンドLLというのを2つ繋げて使用しました。
道具
木工用ボンド
木材同士を接着させるお馴染みの道具。ボンドは意外に強力な接着力があるので、作る物によってはボンドによる接着のみでもいいくらいですが、今回は大きな物なので木材同士の仮止めに使います。
インパクトドライバーまたは電動ドライバー
DIYで戦力になるアイテムです。
メジャー
寸法を正確に測るには必須な道具です。
手順
1.木材の加工
購入した木材を規定の長さにカットしていきます。
今回はセミダブルサイズのベッドフレームを製作するため、それに合わせたサイズで木材をカットしていきます。
16ftの1×4材は1216mmで3等分
8ftの1×4材も1216mmでカット。
1216mmが全部で16本になります。
12ftの2×3材からは1000mmでカット。
1000mmが全部で6本になります。
他のサイズで作る方は、一般的なベッドのサイズは以下のようになりますので参考にして下さい↓
シングル・・・幅970mm×長さ1950mm
セミダブルベッド・・・幅1220mm×長さ1950mm
ダブルベッド・・・幅1400mm×長さ1950mm
2.接着
裁断した1×4材2本、2×3材2本で枠組みを作り、さらに間に1本2×3材を当て、木工用ボンドで接着します。
1×4材が上、2×3材が下にくるようにしましょう。
さらに1×4材を等間隔に6本並べ、同様に接着します。
全部で8本並んだすのこが出来上がります。
これを2つ用意します。
3.穴あけ
1×4材はビス穴を開けておかないと亀裂が入ってしまう原因になるので、それぞれの木材が重なる部分にドリルで下穴を開けます。
4.ビス止め
穴を開けた部分にネジを止めていきます。木材が浮いたり歪んだりしないよう、しっかり押さえて止めます。
5.塗装
油性のニスで色を付けていきます。
オイルステインなんかでもいいですし、はっきりした色を付けたいなら水性塗料でもいいですね。
6.組み立て
以上までは割としっかり目に作ってきましたが、ここでやっとずぼら感を出していきます。
不要になったボックスを並べ、その上に先ほどのすのこ2つを並べます。
さらに並べたすのこを結束バンドで繋げます。
7.完成
寝具を置いて完成です。
ぐらつきなどがある場合は下に滑り止めマットを敷くと多少のぐらつきは改善されます。
それでも不安定な場合はすのことボックスとビス止めしてしまい安定度を上げましょう。
ポイント
木材を選ぶときは腐敗していないか、歪んでいないか、ひび割れていないかなどをしっかり見て選びましょう。
まとめ
かかった費用は木材で4500円
木ネジが250円
油性ニスが1100円
合計6000円未満での完成となりました。
ベッドフレームだけなら倍の値段を出せば既製品で安いのには手が届きますが、自分で作ればサイズが思い通りに作れるし、確実に愛着がわくと思います。
ベッドフレームを簡単に作ってみたい方、ぜひ参考にしてみてください。