
ラブリコやディアウォールとは、気軽に柱を作ることができるアイテムです。
固定するために穴を開けたりしないので賃貸物件でも設置することができます。
用途はアイディア次第でいろいろ!壁に収納スペースを作ったり、仕切りを作ってみたり。各メーカーが違うため呼び名が異なっていますが、使い勝手はほとんど同じです。今回はそんなLABRICO(ラブリコ)・DIAWALL(ディアウォール)の使うときに失敗しない方法をご紹介します。

ラブリコ・ディアウォールを購入するまえに確認したいこと
設置場所の柱を確認

部屋のどの位置に設置するかが決まっている場合には、設置場所の天井をコンコンと叩いて柱が入っているかどうか確認しましょう。
ラブリコ・ディアウォールに取り付けた棚や、その上に置く物など全てを支える土台になるので、しっかり突っ張っておきたい場所になります。前もって確認が必要です。
設置場所の左右の長さを確認

ラブリコ・ディアウォールを作って棚を作る場合には、2つの柱が必要になると思いますが、賃貸物件によっては計る場所によって床から天井までの長さが異なる場合もあります。私の場合がまさにそうで、なんと3cmほども左右の長さが異なっていました。
念のため、片方の長さだけでなく、設置面両方の床から天井への高さを計っておきましょう。
ラブリコ・ディアウォール購入時に確認したいこと
2×4材の長さ

一般的な住宅であれば天井までの高さは2m以上あると思いますが、ホームセンターでよく見かける2×4材は6フィートのものが多いです。
6フィートは縦1820mmになりますので、8フィート(2438mm)のものであれば対応できそうです。
長さがある分曲がっている木材なども多いので、できるだけ真っすぐなものを選びましょう。
ホームセンターでカットしてもらう場合は、予め計っておいた天井までの高さよりも短くカットしてもらう必要があります。
ラブリコの場合「 95mm短い寸法」でカット。
ディアウォールなら「45mm短い寸法」でカット してもらいましょう。
長い木材を運ぶのが難しい場合

2m以上の木材というのは思ったより長く運ぶのが大変です。
車に乗せられる、トラックを借りられる等であれば問題ありませんが、運ぶのが難しい場合は、短めの2×4材を繋げる方法でいきましょう。
「ジョイント」というパーツが販売されているので、そちらを使用すれば一本の長い柱を使わずとも設置することができます。
2×4材の設置する向き
イメージが湧きにくいので画像を参照してください。
棚の大きさ、乗せたいものによって変える形になると思いますが、2×4材を縦向きにして設置するか、横向きにして設置するかによってそれぞれメリットデメリットがあります。


上の画像の場合は、本来のラブリコの使い方と言える感じで、比較的狭いスペースを有効利用するのに適しています。
壁側にくっつけても壁との隙間が空かないのも特徴ですね。
下の画像の場合は、ラブリコで作った柱に他の製品の金具などを利用して幅が広い棚を取り付けています。
大きな収納スペースを作りたいときに適していますね。
この場合、棚と壁との間にラブリコを取り付けている柱があるため多少の隙間ができてしまうので、画像のように大きめのものを置くのに適しています。
ちらみに私は広い面が使えるように2×4材を設置し、自由な位置に棚を取り付けたかったのでこのような形にしました。

最後に
大変便利なラブリコ・ディアウォールについて気を付けたいことを書いてみました。
本体は場所を取らず、設置もとても簡単ですが、柱の寸法には気を付けておくというのがポイントになると思います。
アイディア次第で素敵な空間を作ることができるので、気になっていた方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。